【とうとう巨大地震か】東日本大震災より被害は甚大?今後の巨大地震の被害想定
2011年に東北地方で東日本大震災が発生してから今後起こるであろう巨大地震の予測が定期的に行われますが今回は予告されている巨大地震についてです。
起きた際の試算が出ました。
今後の巨大地震の被害はどのくらい?いつ起こる?
そんな情報を調べてみました。
目次
今後の巨大地震
最近巨大地震が次々と起こっていて不安ですね。
南海トラフや首都直下地震など様々なことが世間で危惧されています。
今後の巨大地震で被災エリアはどこでしょうか。
南海トラフ巨大地震、首都直下地震の被災エリア
大きく今後、南海トラフ巨大地震、首都直下地震が予測されていますが
被災地域は
南海トラフ巨大地震
和歌山県,高知県,三重県,宮崎県,徳島県,愛知県,大分県,愛媛県,大阪府,兵庫県,香川県,神奈川県,奈良県,千葉県,東京都,岡山県,鹿児島県,京都府,広島県,滋賀県,山梨県,岐阜県,山口県,長崎県,長野県,茨城県,熊本県,福岡県,沖縄県
震度4.5程度が
千葉,茨城,栃木,群馬,埼玉,東京,新潟,長野,富山,石川,岐阜,滋賀,鳥取,島根,山口,福岡,長崎,佐賀,熊本,鹿児島
首都直下地震
茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,山梨県,静岡県
が中心の被災エリアです。
巨大地震の被害予想見直しとは?(首都直下型地震)
巨大地震の被害予想は専門家ら随時更新されて変更されたりしています。
東京を襲う首都直下地震の被害想定は10年ぶりに見直された。5月25日に東京都が発表した災害シナリオの報告書では、地震後に揺れなどにより建物が倒壊し、広い範囲で火災や停電、断水が生じる。さらに交通網の寸断による救出・支援活動の遅れや震災関連死が発生するリスクまで指摘されている。

その結果、推定される死者数は、建物の耐震工事が進んだ影響で、最大約6200人と前回より3500人も減少しましたが、
新たな課題として、高層のマンションやオフィスビルのエレベーターでの閉じ込めなどが出てきました。
最大の被害が出ると予想されたのは、木造住宅が密集している住宅地です。
高齢者が多いため、地震時の火事に備えて高齢者でも簡単に使用できる小型の消火器の設置などの対策を進めています。
首都直下地震はいつ起こる?
首都直下地震は、南関東地域を震源地にする地震。 この地域でマグニチュード7クラスの大規模な地震が今後30年に70%の確率で発生すると予想されています。
もし、巨大地震が起きたら・・・?首都直下地震の想定被害一覧
もし巨大地震が起きたときのためにどのような被害が出てくるのか事前に把握しておきましょう。
首都直下型地震の場合 首都直下型地震被害予想
1.建物被害
(1)揺れによる全壊家屋:約175000棟 建物倒壊による死者:最大 約11000人
(2)揺れによる建物被害に伴う要救助者:最大 約72000人
2.市街地火災の多発と延焼
(1)焼失: 最大 約412000棟、建物倒壊等と合わせ最大 約610000棟
(2)死者: 最大 約 16000人、建物倒壊等と合わせ最大 約 23000人 東日本大震災の死者は1万5900人
3.インフラ・ライフライン等の被害と様相
(1)電力:発災直後は約5割の地域で停電。1週間以上不安定な状況が続く。
(2)通信:固定電話・携帯電話とも、輻輳のため、9割の通話規制が1日以上継続。メールは遅配が生じる可能性。
(3)上下水道:都区部で約5割が断水。約1割で下水道の使用ができない。
(4)交通:地下鉄は1週間、私鉄・在来線は1か月程度、開通までに時間を要する可能性。
主要路線の道路啓開には、少なくとも1~2日を要し、その後、緊急交通路として使用。
都区部の一般道はガレキによる狭小、放置車両等の発生で深刻な交通麻痺が発生。
(5)港湾:非耐震岸壁では、多くの施設で機能が確保できなくなり、復旧には数か月を要する。
(6)燃料:油槽所・製油所において備蓄はあるものの、タンクローリーの不足、深刻な交通渋滞等により、非常用発電用の重油を含め、軽油、ガソリン等の消費者への供給が困難となる。
4.経済的被害
(1)建物等の直接被害:約47兆円
(2)生産・サービス低下の被害:約48兆円 合計:約95兆円 東日本大震災の被害総額は 9 兆 9,268 億円
東日本大震災の被害
2011年の東日本大震災について被害額はこのように言われています。
被害総額は 9 兆 9,268 億円となっており、内訳を見てみると、建築物が 5.8 兆円 と最も大きく、以下、港湾(1 兆円)、商工関係(6,300 億円)、高速道路(5,500 億円) 等となっていた。 また、国土庁も同震災による直接的被害額を推計しており、9.6 兆 円との結果を出した。
東日本大震災の被害数
2021年3月1日時点から1人の遺体が犠牲者と判明し、死者は1万5900人。 行方不明者は、DNA型鑑定などで身元が特定されて3人少なくなり、2523人となった。 死者の内訳は宮城県が9544人と最も多く、岩手県4675人、福島県1614人、他9都道県で67人。
上野、池袋、中野区から杉並区、世田谷区は危ない?
上野や池袋、中野区から杉並区、世田谷区にかけての環状7号と8号の間は通行障害などが起こると言われています。
上野や池袋、中野区から杉並区、世田谷区にかけての環状7号と8号の間で通行障害が起こる確率が高い。工学院大学建築学部教授の久田嘉章氏はこう話す。 「これらの地域では老朽化した建物が倒壊して道を塞いだり、耐震化していないブロック塀や倒木が邪魔になり車両の通行が困難になる事態が想定されます」
南海トラフ巨大地震の場合 南海トラフ巨大地震被害予想
南海トラフ巨大地震の被害予想はこちらです。
ネットの反応


できる限りの備えをすることは大切だが、長い年月これだけの建築の蓄積があると、どこがどうなるのかは事前に予測しきれない。
となると、目に付いたものは処理するだろうが、例えば首都高速道路の作り直しなどは先送りされることは間違いない。
人がどうやって逃げるのかというソフト的な対応はどんどん磨くべき。
しかし、建物・構造物の抜本的な改善は関東大震災で郊外展開が進んだように、罹災後まで待つしかないのだろう、実際は。
各人、無事を祈るのみ。

東日本大地震以降、都心部の国道や高速道路はかなり震災対策が進んでいる印象を受けるが、災害発生時にその先の都道が使えなければ、本質的な救助や物資供給はできないだろう。
東京都はその辺の進捗状況をしっかり報告すべきだ。

10年前と比べて、東京都には1000棟のタワマンが建ったそうです。
1棟に1000人住んでいるとしてざっと100万人が
この10年でタワマンに移り住んだことになります。
東京都民は約1400万人らしいので、1/14がタワマン生活です。
木密住宅が10年前より減ったのと引き換えに
タワマンという新たな危険を抱え込んでしまったとも言えます。
どこに住むのが安全か、個人個人の判断が、生死を分けます。
巨大地震の際に必要になってくる災害グッズ
もしご自身が巨大地震の被害に遭われた場合、インフラが機能しなくなる可能性が巨大地震の場合はとても高いです。
そのため準備していない方は何が必要になるのか把握しておきましょう。
最低限 基本的なもの
食料・飲料
スマートフォン用充電器
非常用持ち出しバッグ
懐中電灯
ナイフ(調理など)
生活を考えると
ブランケット
トイレットペーパー
カセットコンロ
保存食
調味料
が必要になります。
また、女性・高齢者・赤ちゃん別でみると
女性 生理用品・化粧品・ヘアゴム など
高齢者 大人用紙おむつ・補聴器・入れ歯・その他介護用品 など
乳幼児 粉ミルク・哺乳瓶・離乳食・母子手帳・紙おむつ など
障害のある方 障害者手帳・連絡先メモ(家族・主治医など) など
は最低限必要です。
またペットを飼っている方はペット用品・排泄用品が必要です。
何をいくつ準備しておけばいいか分からない場合
今はあらゆる企業が災害時のための防災グッズを販売しています。
人数に応じて防災グッズを準備しておくと楽かもしれません。
2人用
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ペット、犬を飼っている方はこんなものもあります。
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猫の方はこんなものもあります。
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最後に・その他
遅かれ早かれ発生すると言われている巨大地震。
住んでいるところによって被害は相当変わってきます。
また、情報も随時更新されています。
今後も更新されるであろう巨大地震の専門家による被害予想に今後も注目です。
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