レジ袋有料化は意味ない?有料化を2年続けて何がどう変わった?
今回は数年前から実施されたマイバック・レジ袋有料化問題について書いてみました。
レジ袋有料化になってどう影響が出たのか話題になっていて気になったので今回はレジ袋有料化した結果について調べてみました。
目次
レジ袋有料化は意味あったのか?
スーパーマーケットなどの業界団体「日本チェーンストア協会」によると、全国のスーパーにおけるレジ袋辞退率は、令和3年度で80・26%。もともとスーパーでは脱レジ袋の取り組みが進んでいたが、義務化によって大幅に増加した。
業績が上がった店
スーパーを管理運営する大手流通会社「イオン」によると、3年度のグループ全体でのレジ袋収益金は約1億3700万円に上った。グループ企業のうち、記者が店頭で張り紙を見つけた「コーヨー」や「マックスバリュ」などを近畿で約80店舗展開する「光洋」だけでも、約590万円の売り上げがあった。
袋の大きさなどによって値段は異なるが、1枚数円の袋も積み重なれば大きな金額になるということだ。イオングループでは、地域でのさまざまな環境保全活動に役立てようと、収益金を各地の自治体や団体に寄付している。
例えば光洋は昨年6月、環境保全活動を推進する兵庫県尼崎市の基金に寄付。尼崎市はこれを活用し、猛暑となる7月から8月にかけて、市民らが打ち水を体験するイベントを開き、300人以上が参加した。
イオンだけでも成果は凄い!
イオンは、辞退によって削減されたレジ袋は年間約32億枚に上り、これによって二酸化炭素約9万9千トンの排出を削減したとしている。さらに消費者の意識が向上し、有料化による収益を使った環境保全活動も進んだ。レジ袋有料化制度が始まって2年、少なからず効果はあった。
ネットの反応

レジ袋の有料化をするのは良いと思うが、環境保全のためなのかどうかは疑問に思います。最近は紙袋さえ有料になり、いわゆる便乗値上げのような状態になっている。店側も環境のためなど苦しい言い訳をするのではなく、店のコストの削減のためと言ってくれた方が潔くて良いと思います。環境のためというから批判が起こるのでは?

レジ袋の収益が上がったことで何か環境保護に繋がったのでしょうか。この記事の意図がよく分かりません。
むしろ、自然由来の原料の割合が一定数以上のレジ袋であれば有料化は免れるはずなのに、全国どの店舗も一律有料で暴利を貪っている状況や、エコバッグのもたらす環境負荷がレジ袋のそれより遥かに大きいという試算結果を明らかにすべきでは。
権力の監視というマスゴミの本懐を忘れて、保守の名の下、お上に迎合している印象しか残りません。

たしかにマイバックを持参する人も増えてプラごみ削減に多少なりとも効果はあるのかもしれません・・・が、同時にマイバックが増えた事による万引き被害の方も増えているのでスーパー等は特に頭が痛い問題になってしまったかもしれません。
マイバックでなくとも「マイレジ袋」を持参してスーパーに入ってくる人もいて、持参したレジ袋をカゴに入れて堂々と商品を入れていて、これだと買ったのか万引きしたのか入店からずっと見張っていないとわからないなと思いました。
なのでマイバックやマイレジ袋対策を新たに考えなければいけないと思います。
そのあたりの対策を店に丸投げするのではなく、そもそも国がすすめている事なのだから国が積極的に「レジ袋削減による万引き増加」の対策も、セットで考慮しなければいけなかったんじゃないかなと思います。

レジ袋はゴミ処理に使用しているので、ゴミの数日分入れ、それをいくつか溜まったら45Lの指定専用ゴミ袋に入れてゴミ出しをする。買い物でもらえない場合は購入するしかない。まったく使用量は減っていない。減っているのはコンビニやスーパーなどの店舗で、私は買物はレジ袋が有料になった時からコンビニやスーパーの買物が極端に減りました。
それよりネット購入時の過剰包装の方がどうしても輸送の事もありプラを使用する量が多いのでそちらの店舗がいくら減らしても意味がないと思います。何をやってだかといつも思っています。あとチェーン店の過当競争もいかがと思います。数年したら一時増えても減っていて本当に無駄で、いくら資本主義社会とはいえこちらも資源をかなり無駄にしています。

近所のスーパーも8月からレジ袋が値上げされていた。2円が3円とか、50%もの値上げ幅。レジ袋そのもののが値上がりしている訳ではないので、値上げ分は丸儲け。環境相はマイバッグ推進しているが、マイバッグ普及のために増産しているだろうから二酸化炭素排出量増えるし、使い終えたマイバッグの焼却処理量が増えて更に二酸化炭素排出量が増える。加えてちゃんと処分しない輩が捨てたマイバッグは川や海に流されて環境破壊に繋がる。レジ袋有料化は正解なのか改めて検証する必要があるのではないでしょうか。

少し前に『まい箸』と言うのを推進しようとして、間伐材の有効活用、生産者を圧迫など批判が相次ぎ頓挫した。
マイバックもコスト削減したとのニュースだが実際には万引きが増えているだろう。
そもそも政府が国民の生活にまで立ち入るべきではないと思う。法律で規制できないから条例とし、本来なら罰則もない取組みなのに行政からの嫌がらせを恐れてほとんどの店舗で実施。
誰も得しない愚策でしかない。
レジ袋の有料化2年での結果
レジ袋が有料になってレジ袋を貰うのを断るレジ袋辞退率が上がった一方でレジ袋はいまだに必要との声が多く上がっている現状です。
そういった方はここにあるように100均で購入することが増えている、というのが実際の現状のようです。
マイバックで万引きが増えた
【動画】「売り上げ3倍」「マイバッグ万引き」…“レジ袋有料化”で思わぬ事態が
9割ほどマイバックの利用が増えた店もある一方でマイバックを使った万引きが増えた、という問題点もあります。
「レジ袋いりますか?」のやりとりがめんどくさい
また、こんな問題もあります。レジの際必ず「レジ袋いりますか?」というやりとりが必要になり「大きさはどうしますか?」と聞かれる店もやりとりがめんどくさい、レジの時間が長くなり待ち時間が増えた、という問題点もでてきました。
まとめ
今回はレジ袋有料化は意味ない?有料化を2年続けて何がどう変わった?について書いてみました。
環境問題についての成果があいまいなうえ、万引きなどもふくめ普段の買い物がめんどくさくなったという声が上がっているというのが現実問題のようです。
また、レジ袋を辞退しても購入する人が増えていたりと結局はレジ袋を有料で買っている人が多いという現実もあります。
レジ袋の取り組み、あなたはどう思いますか?私個人としては買い物の際必ず「レジ袋どうしますか?」というやり取りが発生してしまったのでしんどいです。
レジ袋のマイバック運動は今後いつまで続くのでしょうか?
お読みいただきありがとうございました。
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